新しい高血圧のガイドラインが発表されました!
今回は少し真面目なお話です!(笑)
2025年7月25日、高血圧の治療方針を定めた新しいガイドライン「高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)」が発表されました。患者さんにとって特に大切なポイントを簡単にお伝えします。
1.高血圧の目標値が変わりました
これまでは年齢などによって目標値が異なっていましたが、新しいガイドラインでは、75歳以上の高齢者の方も含めて、降圧目標が「130/80mmHg未満」に統一されました。これは、血圧を厳しく管理することで、病気のリスクを減らすメリットが、デメリットを上回るということがわかってきたためです。ただし、血圧を下げる際には、めまいやふらつきなどの副作用に注意しながら、一人ひとりに合った目標値を決めていきます。
2.薬の治療を始めるタイミングが早まります
これまでは「おおむね1カ月後を目途に再評価」とされていましたが、新しいガイドラインでは、「1カ月以内に再評価」し、血圧が十分に下がらない場合は、薬の治療を始めることが推奨されています。高血圧と診断されてから治療を始めるまでの期間が短いほうが、良い結果につながる可能性があるからです。
3.高血圧になる前から管理することが大切に
実は、この最後の内容が一番のポイントです。今回のガイドラインは「高血圧治療ガイドライン」から「高血圧管理・治療ガイドライン」に名前が変わりました。これは、高血圧と診断される前の段階から、食事や運動といった生活習慣を改善して、血圧をコントロールすることの重要性を伝えています。
健康寿命を延ばすためには、早期発見・早期治療開始(食事や運動などの生活習慣の改善も含めた治療)が重要です。
当院では栄養指導も行っていますので、ご自身の血圧を含めた健康について不安なことや気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。
受診の際は、待ち時間の短縮に繋がるWeb予約が便利です。
★ご予約はお電話でもお受けいたします。
